WORKSHOP

2017.08.01

映画撮影時によく使用される用語集

映画撮影の現場で飛び交う業界用語。
知っているようで実は理解していなかった用語も使用例も交えながらご紹介します。
この機会に一気におさらいしておきましょう!

「なめる」
被写体の下から上に向かってカメラアングルを上げることです。被写体の手前にものを置き、置いたもの越しに撮影することです。

「イマジナリーライン」
同じカットで2人の対話する人の間を結ぶ線、あるいは人物、車両等の進行方向に延ばした線を言います。

「けられ」
画面の四隅がさえぎられる事です。「ける」とも言います。

「サウンドオンリー(略称:オンリー)」
撮影現場において、セリフや効果音など音のみを録音する事です。
「オンリー」と略称で呼ぶ事がほとんどです。
例:オンリー始めるので音に気をつけてください!

「シュート」
カメラを回し始めることです。
例:シュートします。

「順光」
カメラの後ろ側に太陽がある状態やカメラ側から照らした照明のことです。

「逆光」
カメラに向かって太陽がある状態の事です。照明が被写体の後ろ側から照らされた状態の事です。「バックライト」とも言います。
例:逆光なので立ち位置の変更お願いします。

「順撮り」
カット割の順番どおりに撮影する事です。
例;このシーンは順撮りでいきます。

「セーフティーゾーン」
家庭用のテレビで文字などの重要情報が確実に映る範囲の事です。撮影の際にはセーフティーゾーンを考慮して撮影します。

「タリーランプ」
撮影している事を示すランプの事です。ビデオカメラの上部、後ろ、ファインダーの中に表示される事が多いです。

「ばれる」
画面の中に写ってはいけない機材や小道具が写り込む事です。
例:ケーブルばれてるから移動させて!

「パン」
カメラを水平方向に旋回させながら行なう撮影です。

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