INTERVIEW&COLUMN

2017.08.01

実話ベースのブラックコメディ『獣道』の舞台挨拶「オリジナル映画を応援しないと!」

日焼けサロンのバイトで…

矢部:次の質問は、”獣道”にちなんで、皆さんが人の道に逸れたいと思ったこと、逸れそうになったこと、お聞かせください。ヤンチャな獣道エピソードをお聞かせください。はい、伊藤さん。

伊藤:人道から逸れそうになったことでは、私4歳時、スーパーで売ってたアラレちゃんのノートが欲しくて、めずらしく諦められなくて、これ買って!って言ったのに、両親が買ってくれなくて、最後にノート1枚をびりっと破ってしまったんです。そしたら、それに気付いた親がそのノートを買って、その帰りに車で交番に連れて行かれて「ほら!あんなことすると牢屋だよ!」って言われたんです。悪いことをしたら、刑務所に連れて行かれるんだ、ということを4歳の時に学びました。

須賀:俺も、思い出したけど。スーパーで、干し柿が食べたかったです。干し柿大好きなんです、僕。その干し柿をレジ通る前に食べちゃっていたんです。ばーっと広げて。

 

矢部さん:牢屋だよ!(笑)ありがとうございます!で、アントニーさん。 

アントニー:雑ですね(笑)人の道を外れそうになったというか、俺なにやってるんだろうと、思っていましたが、高校生の頃にアルバイトにことごとく落とされて。何でも応募しましたよ、特にオープニングスタッフとか、憧れでしたけど。そこで、1つ受かったアルバイトが、日サロなんです(会場爆笑)。それが、一日に何度かそのお店のドアからさっと出て、焼いてきた役をしてたんですが、そんな僕を見た当時池袋女子高生が「あの日サロ、やばくないー!」って言ってお客さんになるんです。そんな感じことを一日8回やっていたんですよ。それで1日8,000円もらっていたんですよ。人の道をはずれるというよりも、「俺、なにやっているんだろう」っていう気になりましたよ。親に(アルバイトのこと)聞かれて「俺、今、日焼けサロンのバイトしている」って言ったときに「俺、人の道にはずれているな」と思いましたよ。 

MC:ありがとうございました。それでは、最後に伊藤さんと須賀さんからコメントをいただこうと思います。

須賀:皆さん、今日ありがとうございました。これでたくさん方に観ていただいて、広めていただければと思います。どうぞ楽しんで帰ってください。

伊藤:この映画、ストーリーだけを聞いてしまうと、ダークなんじゃないか、とか思われちゃうかもしれませんが、本当に笑えるところもたくさんあって、群像劇になっていますが、一人一人を観ていただければと思います。今日だけでなく何度でも観に来てください。 

映画「獣道」はシネマート新宿ほか、全国公開中
獣道オフィシャルサイト:http://www.kemono-michi.com

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