INTERVIEW&COLUMN

2017.10.15

『記憶リセット(仮)』ミラーライアーオーディション合格者 中村僚志さんにインタビュー

8月にミラーライアー内で実施された『記憶リセット』オーディションに合格した2名にインタビューを実施しました。
応募したきっかけや今後の目標などについて語っていただきました。

ーーオーディション合格おめでとうございます。まずは応募したきっかけを教えてくださいーー

常日頃から、役者としていろんな監督と共演し、さまざまな作品に挑んでみたいという思いをもっていて、この『記憶リセット』の募集をみた時もすぐに応募する事を決めました。

さらに、僕と同世代ならみんなが知ってるような作品を、数多く作られている小椋監督の映画祭出展作品となれば、尚更出演したいという思いが強かったです。

ーーオーディションに向けてどんな準備をしましたか?ーー

最初にオーディション台本を読んだとき、役のイメージはできてもあまり演じた事のないない役柄だったので、台本通りに演じるか、それ以外のキャラクターで演技のイメージが掴みやすいものへ変更してもらうか悩みました。
悩んだ結果、キャラクターを乗せると役のイメージとかけ離れてしまうため、オーディションでは役のイメージのまま挑んだんです。
その準備として、小椋監督の過去の作品を観直したり、僕なりに監督の求めるであろう雰囲気や感じをオーディション台本を見ながらイメージしました。

ーーオーディションを受ける前と合格したあとで成長できた点はありますか?ーー

制作現場で感じる事・学べる事はすごく多いなと感じていて、それらを肌で体感するたびに反省し、成長していきたいです。

監督の要求に応える対応力は毎回の現場で培われていってると思いますし、今回初めて小椋監督とやらせて頂いて、自分自身すごく成長に繋がったなと感じています。

ーー実際に撮影に参加して印象に残った出来事はありましたか?ーー

今回の撮影ですごく印象深かったのは、現場の雰囲気とスタッフさんのスゴさでした。

もちろん、どの現場のスタッフさんも自分の仕事に責任をもってやってらっしゃるのですが、今回のスタッフさんは全員が現場の雰囲気を良くするために真剣に、そして笑顔でお仕事をされていたのが印象的です。

スタッフさんの作り出した「良い雰囲気」の中でお仕事をさせて頂けて本当にありがたかったです。

ーーロケ地でのエピソードについてーー

僕がでるシーンで居酒屋のシーンがあったんですけど、そこのお店の店長さんがとても気さくで、すごく協力してくれる方でした。

撮影の合間や待ち時間中に、お店を使わせて頂いてるのにすごく気を遣って頂いて、スタッフさんやキャストにまで気を使ってくれる方で、制作チームだけでなくそれを支えてくれる方々の協力があって作品が成り立ってるんだと改めて感じさせてもらえました。

ーー今後のオーディションに向けての意気込みを教えてください。ーー

物語の色となり良い作品ができるように、その作品のもつメッセージをたくさんの方々に感じてもらえるようにしたいです。

その経験は自分の身にもなると思っているので、一つでも多くの作品に参加して、オーディションからその作品に合う「自分の色」を出していけるようにしっかり準備と努力をしていきたいと思ってます。

ーー私を変えた、学んだ作品(映画)ーー

好きな映画、学んだ作品はたくさんあるんですけど、役者としての「役作り」というものを改めて感じさせられた映画がエディ・レッドメイン主演の『博士と彼女のセオリー』です。

エディ・レッドメインの演技と役作りに、今まで感じた事がない衝撃を受けました。

「役を生きる」ってこういう事で、「役作り」ってこういう事で、こういう風に作品に向き合って一つの役を生きる事が役者なんだって改めて感じさせられました。

ーー私を変えた、学んだ作品(本)ーー

村上龍さんの『希望の国のエクソダス』など好きな作品、色々と考えさせられた作品はありますが、学んだ本というと、自分の価値観や考え方が変わった柳内大樹さんの『ギャングキング』です。

ギャングキングはアクション漫画と思われる方がいますが、僕からしたら「男とは」「かっこよさとは」を教えてくれる作品です。
柳内大樹さんの言葉の伝え方は、言葉選びがスゴいんだと思います。

中村僚志さんのポートフォリオ

ポートフォリオ:https://mirrorliar.com/portfolios/ryoji

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