役者にとってオーディションは、自分をアピールすることができる大きなチャンスです。
有名な俳優や女優も、最初はオーディションにたくさん応募してチャンスを掴んだという人は数多く存在します。
オーディションで夢を掴むためには、審査員の目に止まることが大切。
当日のマナーや演技スキルももちろんですが、書類選考を通過するためには「書類上のマナー」もきちんと心得ておく必要があるのです。
今回は、オーディション写真のマナーについて、バストアップ写真にフォーカスを当ててご紹介します。

バストアップ写真を撮る時に大切なこと

オーディション書類に必要な写真は、全身写真とバストアップの2枚。
バストアップは、髪の長さや色、表情や顔のパーツ、肌の色や状態を見るための写真です。

役にマッチした役者を見つけることはもちろん、役者自身が持つ魅力を審査員が感じ取るための大切な写真になります。
そのため、写真に「自分の情報をしっかりと残すこと」はもちろん、審査側にどのような自分のイメージを与えたいのかを明確にした上で撮影に挑むことが重要になるでしょう。

「凛々しい自分を見て欲しい」「どんな色にでも染まる柔軟性を見て欲しい」「どの役者よりも意欲があることを伝えたい」など、色々な自分のポリシーを持って写真を撮るだけで、同じ髪型や表情で撮っても異なった写りになるのです。

ルックスや撮影の際のマナーはもちろんですが、まずはバストアップで自分が伝えたいことをしっかりと心に持っておきましょう。

バストアップ写真を撮る時のマナー&ポイント

・顔が写真の中心に来るように

髪、輪郭、表情、肌などすべての情報を写真に収めるため、見切れることがないように写真の中心に映ること。
ロングヘアの方は、髪の全体像は全身に収めればいいので表情がわかる写真を撮ってください。

・顔の向き、角度は自分で研究しておく

カメラマンから指示が出る可能性もあるが、まずは「自分がアピールしたい表情や角度」を事前に研究しておいてください。
過度なものはルックスの情報が分かりにくくなるので、顔全体が写真に収まることは大前提です。

・メイク、服装は派手過ぎないように

女性男性問わず、撮影の際にベースメイクをして綺麗に見せることは概ね問題ありません。
ただし濃すぎるメイクや派手な髪型はそのイメージばかりが先行してしまい、審査員も「素材」として役者を見ることができなくなります。
メイクはナチュラルで、あくまでも元とある素材を補足する程度にとどめましょう。 (アクセサリー、ファッション小物なども避けるのがベターです)

・表情は「無理のないものを」

芸能人の宣材写真は、笑顔のものがほとんどです。
確かに笑っている写真は印象がいいので、笑顔を自然に作れるという人は笑って撮るのもいいでしょう。
しかし、無理して笑顔を作る必要はないので、自然に自分が出せる表情で問題ありません。

オーディション写真は、審査員へアピールする大切な看板です。
「この人に会ってみたいな」と思ってもらうためにも、万全の準備をして写真を用意しましょう。

撮影協力
女性モデル:梅本静香
男性モデル:西山康平