INTERVIEW&COLUMN
2017.11.21
映画の役作りについて~映画「愛の病」の撮影から~ 後編
『好きでもないくせに』、『スキマスキ』などの代表作をもつ監督・吉田浩太さんの連載コラム。 第二回は「役作り」について感じたことを語っていただきました。
主人公・エミコは好きな人には猪突猛進で突き進み、大切にしている者は絶対に守る、といった非常に本能的・動物的な直観が優れている人物。
そういった本能で動く人間の役作りをどうやってしていけばいいのか、その役を生きるためにはなにをしなければいけないのか。
エミコ的な動物的本能を獲得するためには、演じる側の本能をエミコになるべく近づける役作りが必要となります。その役作りの方法は…
監督:吉田浩太
1978年東京都生まれ。シャイカー所属。早稲田大学中退。 ENBUゼミナールを卒業後、映像製作会社シャイカーに入社。 入社後、『象のなみだ』(西東京市民映画祭審査員特別賞)を監督。 2006年『お姉ちゃん、弟といく』で、第2回CO2映画祭主演女優賞〈江口のりこ〉、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター部門審査員特別賞を受賞。 2008年、若年性脳梗塞を発症し、手術・治療のため、休養生活に入る。 一年の休養の後、復帰作の『ユリ子のアロマ』を完成。 ドイツニッポンコネクションでスペシャルメンションを受賞した後、長編デビュー作として劇場公開をした。 2011年、『ソーローなんてくだらない』を制作。 レインダンス映画祭でベストインターナショナルコンペ部門にノミネートされた。その後も様々な作品を作り続けている。 代表作に『オチキ』(2012)『うそつきパラドクス』(2013)『ちょっとかわいいアイアンメイデン』(2013)『女の穴』(2014)『スキマスキ』(2015)『好きでもないくせに』(2016)テレビドラマ『黒い報告書~誘蛾灯の女~』『徳山大五郎を誰が殺したか?』『豆腐プロレス』など。 2017年度内に、二本の長編映画を制作予定である。
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