INTERVIEW&COLUMN
2017.12.13
【OK/NG編】オーディション動画の基礎マナー
役者として飛躍するための第一歩、オーディション。
書類、面接などいくつかの審査方法がありますが、動画によるオーディション方法があることをご存知ですか?
今回は前回の基礎編に続き、動画を撮るときのOK、NGマナーをご紹介します。
好印象を与える動画を撮るためにも、最低限のマナーを心得ておきましょう!
自撮りカメラアプリを使うのはNG?
基本的には、自撮り系のアプリを使用するのはNGです。
理由は簡潔で、表情や役者本来の髪や肌色、パーツの配置などが判別できないからです。
なので、審査に必要な要素が入っていない(分からない)動画は、審査の対象外と心得ておきましょう。
審査落ちする動画ってどんなもの?
代表的なのは、顔がよく見えない、分からない動画です。
役者は体だけでなく、表情一つで感情を表現したり間を作ったりします。
マフラーやファッション、髪型や帽子、また後ろ向きのショットで顔が隠れているものは、審査しようがありません。
また引き過ぎているカメラ割りや、照明が暗すぎたり逆光のものもあまり好ましくないので、注意しましょう。
※作品やオーディション内容により、多少の基準変動はあります
撮影場所の選び方
多くの応募者は、スマホやデジカメを使って動画を撮影するケースが多くなるでしょう。
付属されているマイクの場合、声だけをクリアにして録音することなども難しいですよね。
そのため、できるだけ音声やオーディション素材として「必要な音の要素」が録音出来る環境を選ぶように意識してください。
室内、そしてその他の生活音や雑音が入らない環境を選ぶと好ましいです。
服装の選び方
オーディション動画の種類は作品によって異なります。
そのため、役をイメージした服装をチョイスするようにしましょう。
特に役柄が決まっていないオーディションの場合は、自分の個性が出やすい服を選ぶと、あなたがどういう人間なのかを動画に収めることができます。(ただし、顔が隠れる&動きがわからないような洋服は極力避けてください!)
番外編!女性が注意すべきポイント
これは宣材写真と同じですが、コンプレックスを隠したり自分をよく見せようとするあまりメイクやヘアスタイルを派手にしてしまう女性もいらっしゃいます。
しかし、ヘアメイクが濃すぎると顔本来の素材がわからないので、審査の際にはかえってマイナスポイントになることも。
最終審査などでは、メイクが濃すぎる方には落としてもらったりすることもあるくらいです。
オーディションによっては、ベース下地以外はすっぴんで来ていただくこともあります。
動画審査の段階でもナチュラルメイク程度に控え、顔のバランスや骨格などを把握してもらえるよう意識してくださいね。
動画審査は、写真にくらべて役者の情報量を多く伝えることが出来ます。
熱意や演技力とともに、あなた本来の良さを審査員に伝えるために、しっかりとマナーを守った動画を撮りましょう!
女性モデル/梅本静香
男性モデル/サトウヒロキ
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