INTERVIEW&COLUMN

2018.01.11

『愛の病』公開記念!吉田浩太監督インタビュー

実際に起きた事件を基にした官能サスペンス『愛の病』が2018年1月6日に公開する。自身が行った俳優ワークショップから主演の瀬戸さおりを起用した吉田浩太監督が、同じくワークショップ受講生である織野友貴と藤丸千と俳優や映画について語った。

ーーまず、お二人から見て瀬戸さんが演じたエミコの印象はどうでした?

織野:もし普通に出会ったら嫌いだと思いますが、映画ではしょうがないねと肯定してあげたくなりました。
それは、きっと瀬戸さんが自分とは違っていてもそうせざるを得なかったエミコを分かってあげていたからだと思います。

藤丸:テレビで事件の事は知っていて、基になった人は完全に自己愛性パーソナリティ障害の典型みたいなんですよね。
でも、そこが映画の魔法なのか彼女が演じると嫌悪感はなかったです。それは、瀬戸さんがスクリーンの中でエミコとして一貫性を持って生きていたからだと思いますし、その力量を堪能させていただきました。

吉田監督:そうだね。演じる上で役に対して無理と思ったら無理だし、演じるのも自分でしかないので肯定していたと思います。
見ていて嫌悪感がなかったのもそういう事じゃないかな。

ーーお二人はワークショップを受けた時どんな感じでした?

織野:今まで舞台中心で映画のワークショップは初めてだったので不思議な体験でした。
何かを引き出してもらったというか、自分の中にあったくすぶってたものを全部出してもらった感じがしました。
役作りでは、台本の言葉をピックアップしてその中から役の目的を導き出す作業を学びました。それは迷った時に助けになりますし、逆に今思うとダメな時はこれができていなかったからだと思います。

藤丸:私は以前別のワークショップで事務のバイトをしていて、その時に見て「参加したい」と思いました。
それから彼の作品を観てもその気持ちは変わらず、1~2年経て参加できてとても素敵な監督でした。映画に超出たいです!(笑)

ーー織野さんも今回看護師役で出演されてますが、監督から見て起用したいと思うのはどんな俳優ですか?

吉田監督:感受性が強いかどうかです。よく他のドラマで見たようなお芝居をする人がいますが、それは誰かの芝居のモノマネをしているようなもので、自分の気持ちで動けていないと思います。
お芝居はある種自分を暴露する作業なので、その人がどう感受性を磨きながら生きているかは大事にしています。
キャラクターの核心部分に全部自分の感受性を委ねられる人がほしいですね。

(取材・文:中村好伸)

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