このシリーズでは映画にまつわるお仕事を紹介していきます。
今回は、映画の企画立案から作品として世に放つまでの総合責任者である映画プロデューサーのお仕事について、映画制作会社・and pictures代表の伊藤主税さんにお話を伺いました。

伊藤主税(いとうちから)
愛知県豊橋市出身。
7年間の役者活動を経て、映画制作会社であるand pictures社を立ち上げる。同社にて映像プロデューサーとして活動。and pictures社全作品のプロデュースを手掛けている。

──映画プロデューサーになったきっかけを教えてください。

伊藤さん:19歳の時に愛知から上京して7年ほど役者として活動していました。
作品を作り上げることが好きだったこともあり、映画プロデューサーに転身し、株式会社and picturesを立ち上げました。

──映画プロデューサーの仕事内容について教えてください。

映画の企画から、資金調達、宣伝、公開や作品の著作権管理など、映画のすべての工程に関わる総合責任者が映画プロデューサーです。
仕事の流れとしては以下のような感じです。

1.撮影に入るまで
まずは企画作りです。
基本的に企画は自由。監督やプロデューサー、脚本家のやりたいことから生まれるものです。
監督発信の企画ではなかった場合は、その企画に合う監督を探してきます。これもプロデューサーの仕事です。
続いて脚本家を探し、脚本開発を進めていきます。
同時に企画書をまとめてストーリーを作っていきます。
企画書では、スタッフやロケ地などの撮影の座組から、配給や宣伝までビジネスの座組、キャスティングのイメージまでまとめます。
そうした企画書をもとに、資金集めをして制作の準備を進めます。