INTERVIEW&COLUMN

2017.09.11

【役者を目指すあなたへ】俳優・橋本淳を変えた、学んだ作品

俳優として活躍する橋本淳さんに、忘れられない映画、今でも見返す本をご紹介いただきました。

橋本淳さんがオススメする映画

『パリ、テキサス』
公開:1984年
監督:ヴィム・ヴェンダース
出演:ハリー・ディーン・スタントン、ナスターシャ・キンスキー 他

気づいたら1番好きな作品になっていました。1番繰り返し見ている作品かもしれません。
10代の頃に初めて見て、それから年齢を重ね毎回見る度に、自分に響いてくるモノや抱く感想が変わってきます。
淡々と流れる時間、ロードムービーの代名詞。そして印象的な音楽に、心が動く。登場人物それぞれの関係性が全てを物語っています。
一人一人の感情の機微を、是非感じてみてください。

橋本淳さんがオススメする本

『俳優のノート』
著:山崎努

俳優としてやっていく僕のバイブル。
1つの作品に向かう1人の俳優の在り方がこの一冊に記されています。
山崎努という名優の中の名優が、どのように作品に向かい、その役柄と向き合い、どのように形成していくのかが、日記として書かれています。
演劇だろうが映画だろうが、俳優の役作りの全て、さらに現場での立ち居振る舞い。今だに、迷った時、自分を奮い立たせたい時などに、開きます。
必ずニュートラルにしてくれる、ぼくにとっての最高のバイブルなのです。

橋本淳(はしもとあつし)

2004年にドラマ『WATER BOYS2』でデビュー。『連続テレビ小説 ちりとてちん』(07-08)でヒロインの弟・正平を好演。以降、TV、映画、舞台と幅広く活躍中。
舞台では、宮田慶子、宮本亜門、白井晃、永井愛、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、深津篤史、森新太郎、小川絵梨子、山内ケンジ、河原雅彦、福原充則、G2、山本卓卓 など。
様々なジャンルの演出家の作品への出演が続いている。
2017年11月『城山羊の会 相談者たち』、2018年3月『フォトグラフ51』の舞台が控えている。
Twitter:@TENPAorKUSEGE

【連載】
◇ホンシェルジュにて連載中(本紹介コラム毎月更新中)
http://honcierge.jp/users/2241/shelf_stories/537
◇短編小説集「諧謔的見地」(アミュモバ内にて毎月更新中)
https://a.amob.jp/mob/news/diarShw.php?site=A&cd=atsushi-h

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