INTERVIEW&COLUMN
2017.08.01
///考えた/// 老後のこと
老後を迎えるまでに1500万くらい貯めないと暮らせない!?
移住、またはIターン。新幹線が通ったことで、とっても便利になった地方の都会・金沢。
金沢は北陸三県の憧れの地なので、富山県出身の夫とは以前から「将来は金沢に住みたい」と夢想していました。
その「将来は…」が、なぜ「今」なのか。それは遠いはずだったがそうでもないらしい、来たる老後問題。
会社員でないと目を背けがちなアジェンダですが、老後を迎えるまでに1500万くらい貯めないと暮らせないというじゃないですか。
現在30歳の方が65歳まで働くとして、あと35年で1500万を貯金しなきゃいけないので、最低でも年43万を貯金していく必要があるわけです。
それも子供の教育費や親への仕送りは別で。(ガクブルしながら計算してみてください。憤死します)
子供がいるのに東京で高っい家賃を払い続けていては1500万とか絶対に無理だし、目黒区の保育園事情が地獄であることも相まって、予定より早く金沢へ移住することを決めたのです。
移住というと農業をイメージしがちですが、観葉植物は完膚なきまでに枯らすたちなので、野菜はすべてスーパーで買う予定です(というか、金沢は農村ではなくけっこうな都会)。
「半農半X」なんて言葉がありますが、私は「半監督半X(X=子育て、ネトフリ観る、美味しいものを食べる…等)」を目指したいと思います。
一応、来年は新作の撮影予定があり、自分でも「どうやって撮影するのだろう?」という懸念もあるのですが、それはその都度どうにかするとして。新幹線とMacBookがあるし、なんとなるはず。
この連載では、金沢-東京の2拠点で映画の仕事をするにあたり、どんな問題があって、どんな利点があるのか?移住するってどんな感じなのか?金沢に来たら何を食べるべきなのか?そんなことをレポートしようと思います。
自由なようでいて、多拠点生活が難しい映画業界。私が屍にならぬよう、見守っていただけたら嬉しいです。
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