音楽が禁止された世界を描いた『サラバ静寂』、ガングロギャル映画『黒い暴動❤』の監督／脚本家であり、俳優としても活躍する宇賀那健一さんによる連載コラムです。

『サラバ静寂』ジェチョン国際音楽映画祭（14th Jecheon International Film& Music Festival）での上映が終了して、帰国しました。

有難いことに韓国での上映も満席立ち見で、トークセッションも盛り上がったのですが、アジア最大の音楽映画祭ということで、フェスのように音楽の多幸感に満ち溢れた素晴らしい映画祭だったので、そんな場所で『サラバ静寂』を上映したのは、なんだかとても申し訳なかったです。笑

でも、本当に本当に楽しかった。
読んで下さった映画祭の方々、韓国をアテンドし続けてくれた『LIVE HARD』チームの皆さん、そして見に来て下さったお客様、本当に有難うございました。

そして、大好評につき期間延長していた「characterized by」の展示も終了しました。
これに伴い、『Where do you live?』の展示会場での上映は終えてしまいましたが、続いてDonation Theaterでの配信が始まりました。
Donation Theaterは、深田晃司監督を中心に新しく始まった映画で寄付するWEBシアターでして、視聴権をご購入いただいた場合、手数料を差し引いた全額が西日本豪雨災害の寄付金に充てられます。
微力ではありますが、この作品が被災地の何かのお役に立てますように。
http://donation-theater.eiga-infra.org/

そして、それに続けて『Where do you live?』は8月25日（土）の名古屋シネマスコーレ『サラバ静寂』アンコール上映初日に、本作をLIVE SETバージョンとしてギターで生音をつけながら上映致します。
当日は『サラバ静寂』」の上映、枝優香監督が撮影してくれたメイキング上映、更に坪井さん×SUMIREちゃん×すぎやまたくやくん×僕のトークショー＆サイン会もあっててんこもりなので是非！！

更に、『Where do you live?』は続いて９月６日は下北沢threeというライブハウスで行われるGOMESS生誕祭『24歳』にてDJ SETバージョンで上映致します。
この日は勿論、GOMESSやその他の素晴らしいアーティストのライブもあります。
GOMESSのライブは本当に凄いので、ライブを観るついでに是非、宜しくお願いします！

ギャラリーでの展示上映⇒WEBシアターでの配信上映⇒映画館でのLIVE SET上映⇒ライブハウスでのDJ SET上映と、作品が形を変えていくのはとても嬉しいです。長生きしてほしい。  

最後に、毎号音楽映画に関するコラムを書かせてもらってるシネモーションさんの最新号が発行されました。
今回は『ペルシャ猫を誰も知らない』と『ニックドレイク』について書いています。
全国の映画館などに置かれてますので、池松壮亮さんや中条あやみさんのインタビューを読みついでに読んでもらえたら幸いです。
https://peraichi.com/landing_pages/view/cinemotion

また、こちら大変失礼ながら告知出来ていなかったのですが、現在発売中のcinefilブックさんに取材していただきました。
僕個人に対しての取材と、若葉竜也くんと僕の対談取材、それぞれ合わせるとなんと12P！
かなり読み応えのある記事となってますので、是非宜しくお願いします！
http://cinefil.tokyo/_ct/17166755