INTERVIEW&COLUMN

2017.08.03

【オーディションのコツ】台本を覚えること、読む力をつけること

台本は最低限覚えてくるべき

株式会社andpictures代表・映画プロデューサーの伊藤主税さん

「頑張ります!」、「やる気は誰にも負けません!」と語る一方で、事前に配布した台本を覚えていない方が多いです。
やはり事前に配布される場合は、最低限台本は覚えていった方が良いでしょう。
覚えてきていただかないと審査にもならないこともあります。

また、台本を読んでその役の服装や歩き方、キャラクターまで読んでくる(考えてくる)人は信頼できますね。

伊藤主税(いとうちから)

愛知県豊橋市出身。
10年間の役者活動を経て、映画制作会であるand pictures社を立ち上げる。同社にて映像プロデューサーとして活動。and pictures全作品のプロデュースを手掛けている。

台本を読む力を上げること

映画監督の門馬直人さん

究極の話になりますが、「役のイメージと合っているか」に尽きます。
見た目や精神的なものが近ければ選ばれる確率が上がると思います。

経験がないと難しいですが、その場でペライチの台本を渡されてもそのキャラクターの感情や背景が見えるくらい対応出来ると良いですね。

想像を膨らませて台本を読む力を上げていってほしいです。

門馬直人(もんまなおと)

東京都練馬区出身。
株式会社リクルートの広告ディレクターを経て、映画製作会社ドッグシュガーを立ち上げ、以降、映画・TVドラマのプロデューサー・キャスティングプロデューサーとして活動を続ける。
その後、and picturesに参加、監督とプロデューサーを兼任している。
初監督した短編映画『ミネストローネ』はShort Shorts Film Festival &Asia2013 JAPAN部門に正式ノミネート、2作品目の『ハヌル -SKY-』(2013年)は、ミュージックShort部門のグランプリ:UULAアワードを受賞。
『ホテルコパン』(主演:市原隼人/2016年公開)で初の長編監督デビュー。

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