INTERVIEW&COLUMN

2017.08.12

映画『ハローグッバイ』監督×プロデューサー×脚本家座談会

ーー内田さんと加藤さんは同級生だったとのことですが、主人公の2人をどんな風に見ていましたか?

菊地:どっちがはづきタイプでどっちが葵タイプでした?(笑)

内田・加藤:どっちもはづきタイプでしたね(笑)

内田:映画とは違う種類のはづきタイプでしたね。

加藤:学生時代はそこまで仲が良かったわけではなく、卒業後仕事で再会してから距離が近くなりました。
今回は「あのときどう思ってた?」みたいな話を脚本にも落とし込みましたね。

監督:脚本作りが2人の過去を取り戻す場みたいになって面白かったですね。

加藤:打ち合わせででた昔話を持ち帰って、どう消化して物語にするかを考えました。

ーー脚本は主演の萩原さん、久保田さんに合わせて書いていったのですか?

加藤:今回は2人に合わせて脚本を変えました。
はづき役は萩原さんのイメージではじめから浮かんでいたんですが、葵は当初違ったキャラクターで考えていて役が決まったあとは久保田さんで浮かぶセリフに脚本を作り直しましたね。

監督:今回は早い段階から2人に決まっていたので、台本ができる前に2人と普段どんな人なのかを知るためにコミュニケーションをとる場を設けさせていただきました。
2人の高校の時のエピソードを聞いたり、また一方で、一般の女子高生にもアンケートを取って現代の女子高生の悩みや人間同士の距離感を脚本に落とし込みましたね。
認知症に関しても実際に老人ホームにお邪魔して取材を重ねました。

ーー撮影中、印象的だったエピソードを教えてください。

監督:印象的だったエピソードは撮影3日目にあった喧嘩のシーンの撮影のときです。
それまでは2人に意図的に距離を取るようにしてもらっていましたが、お芝居でぶつけ合ったあとは一気に距離が縮んでいきカメラの前でも、映画の中でも2人の関係性が変わっていったところが面白かったです。

内田:2人の関係は目に見えて変わりましたね。距離感は縮まっていきました。
みのり(萩原みのり)は監督に座長と言われたことが大きくて全員で作品を作る意識や全体を見ないといけないという意識が強かったと思います。

ーーお気に入りのシーンはありますか?

監督:2人が「じゃあね」と言い合うシーンですね。
僕の映画の中で初めてカメラが正面に入るシーンで、カメラ目線でのお芝居というかなり強い表現でしたが2人の表情や演出がうまくハマったと思っています。
あとは、序盤ではずきが元カレの尊と生物室で話しているシーンです。
教室の外では花壇の手入れをしている葵がいて、カーテンを挟んでの両者の対比が美しいなと。

内田:2人の感情がぶつかるシーンは演出に入れたかったので2人が喧嘩するシーンを見て「よし!これは来たな」と思いました。

加藤さん:ラストシーンです!(笑)
最後まで監督と台本を作り直して決まったシーンなので。

監督:ラストシーンは加藤さんと何回も書き換えましたね。
同じ世代を生きている2人のリアリティを最後にも描きました。
最後の終わり方は悩みながらも上手く落とし込めたのかなと思っています

映画『ハローグッバイ』は現在絶賛公開中!

映画:『ハローグッバイ』

監督:菊地健雄
脚本:加藤綾子
音楽・主題曲:渡辺シュンスケ(Schroeder-Headz)
出演:萩原みのり、久保田紗友、渡辺シュンスケ、渡辺真起子、小笠原海(超特急)、岡本夏美、松永ミチル、望月瑠菜、桐生コウジ 池田良 川瀬陽太 / 木野花 / もたいまさこ
製作・提供:Sony Music Artists Inc.
2016年/日本/80分/1.1.66/5.1ch/カラー ©2016 Sony Music Artists Inc.
企画・プロデュース:内田わか
プロデューサー:平林勉
配給・宣伝:アンプラグド
公式HP:http://hello-goodbye.jp/

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