『オー! ファーザー』や『嘘つきの恋』などを手掛けた藤井道人監督と、俳優の阿部進之介&山田孝之の三人がタッグを組みオリジナル脚本で映画を制作することが決定しました。そこで、どういった経緯で企画が立ち上がり、どんな作品になるのかを三人にインタビューしました。

ーーまずは『デイアンドナイト』の企画が立ち上がったきっかけを教えて頂けますでしょうか。

阿部:2010年に初めて藤井監督の作品を見たのですが、結構衝撃的な出会いだったんです。
2012年に再び藤井監督の映画を観に行って、荒削りだけど訴えかけるものがあって、もしかしたらやりたいことが僕と近い方なのかなと感じたんです。
将来お仕事でご一緒するかもしれないなぁなんて勝手に思ったりしていました。

藤井:2012年に初めてお会いしましたよね。

阿部:そうですね。藤井作品の出演者に知り合いがいたので“一緒に飲みたいと監督に伝えてくれる?”なんてお願いして(笑)。
作品に衝撃を受けたのはもちろんですけど、自主映画を撮ってそれを自分達で編集して、更に劇場でかけるなんてことまでやっているという話を藤井さんから聞いて凄く感動したんです。
役者や監督、スタッフをやりたい人達が集まって、映画を作って劇場でかけてしまおうというエネルギーを持つのは大事なことだなと思いました。

藤井:そのあとに僕が監督を務めた『オー! ファーザー』という作品で阿部さんとご一緒させて頂いて。

阿部:そうですね。お仕事でご一緒したりプライベートでもお付き合いさせて頂く中で、3年ほど前に藤井さんから“僕は役者さんと一緒にゼロから映画を作ったら面白いんじゃないかなと思っているんですけど、阿部さんは作ってみたい映画の構想などありますか?”と聞かれたんです。
僕自身ゼロから映画を作ることに興味があったので、それなら一緒にやろうという話になりました。
そのあと孝之にその話をしたら僕と同じように興味を持ってくれたので三人で企画を進めることになったんです。