株式会社WOWOWの劇場用映画レーベルWOWOW FILMSで『泣き虫しょったんの奇跡（仮題）』の製作（2018年公開予定）が決定しました。原作は、異色の脱サラ棋士・瀬川晶司による同名小説。
映画制作には、主演に松田龍平、共演にRADWIMPS・野田洋次郎を迎え、豊田利晃監督がメガホンを握り、将棋界に轟く感動の実話を描き出します。

感涙必至のスト―リー

地味でおとなしくて何の取り柄もなかった“しょったん”こと瀬川晶司が、初めて周囲から認められたのが将棋だった。
ライバルや師匠との出会いを経てめきめき実力をつけ、プロ棋士の登竜門である奨励会に入会。
しかし「26歳までに四段昇格」という鉄の掟のプレッシャーから、肝心なところで勝てなくなり…ついに年齢制限に阻まれ退会を余儀なくされてしまう。
大きな挫折から絶望と喪失感に襲われる晶司。
だが、そこに残っていたのは将棋が大好きな自分の気持ち、そして仲間の支えだった。

改めて将棋の楽しさに触れ、アマで頭角を現したことで前代未聞のプロ再挑戦を描く、感涙必至のスト―リーです。

個性豊かな監督・出演者

主人公の瀬川晶司を演じるのは、『舟を編む』で第37回日本アカデミー賞・最優秀主演男優賞ほか数々の賞を受賞してきた松田龍平。
また、幼馴染であり好敵手、瀬川のプロ棋士編入試験を陰ながら支える親友の鈴木悠野役を人気ロックバンドRADWIMPSの野田洋次郎が抜擢。
監督は、自身も将棋のプロを目指した過去を持ち、17歳まで新進棋士奨励会への所属経験がある、『青い春』『クローズEXPLODE』の豊田利晃が務めます。