西村知美、櫻井 淳子など数多くの俳優が所属する株式会社 芸映のマネージャー鈴木さんにインタビューしました。
この業界ならではのエピソードや役者の本質について語っていただきました。

マネージャー:鈴木悌史(40)

芸能タレント事務所で、マネージャー業務を担当。
株式会社 芸映入社17年。
主な担当:櫻井淳子、蟹江一平、白石聖。
趣味:サッカー、フットサル、登山、トレイルランニング

ーー入社のきっかけを教えてください

大学卒業後半年くらい遊んでいて、親に大学まで出て何をしているのと怒られ、そろそろまずいなと。
元々、音楽が好きだったので音楽系の仕事に就きたいと思っていて。
就職情報誌を見ていて募集が掛かっていたのでまずは業界に飛び込んで見ようと決心して応募しました。
しかも旅行先からエントリーしたんです(笑)

ーー初めてご担当されたのはどなたですか?

西村知美の現場です。
2001年について、半年くらい現場担当として付き添いました。
車の運転は弊社ではマストなので、特に気をつけましたね。
事故を起こしてしまうと業務にも支障をきたしますし、取り返しのつかないことになってしまうので、かなり集中して安全運転を心掛けました。
入った頃はできることは限られているので、やれることを一生懸命やるしかないんだろうなって思って、だから20代の頃はがむしゃらだったからあんまり記憶に残ってません(笑)

ーー自分のやりたいことができるようになったのはいつからですか?

仕事に対する考え方が変わってきた、35歳くらいからですかね。
そのタイミングでいい意味で吹っ切れたというか、それまでは型に当てはめようという気持ちの方が強かったですね。
無駄に頑張りすぎていた、だから楽しむ事も大切にしようと思うように気持ちをシフトしたんです。
あとは周りで助けてくれる人達というか、とにかく人に恵まれて本当に運があるなと思えたからです。

ーー今まで担当していた中で印象に残るエピソードはありますか?

27歳の時に櫻井淳子の現場担当として、当時レギュラーで出演していたテレビ朝日『おみやさん』の撮影でワンクール(三ヶ月)の京都生活を送る事になりました。
単身赴任のような形での生活に心が折れそうになりましたが、演者の皆さんや京都の撮影スタッフの皆さんが一丸となって作品を作っている姿がすごく印象的でした。
時には厳しく接してくれたり、仕事するってのはこういう事なんだ的なことを初めて学んだ気がした現場でした。
その中で足を引っ張るわけにはいかなかったので自分も一生懸命走り回って頑張りました