INTERVIEW&COLUMN
2017.08.01
さあ皆さん。未来へ向かうプラットフォーム、はじめよう。
名だたる監督の助監督を務め、自身も監督として『お盆の弟』でヨコハマ映画祭で四冠に輝いた映画監督・大崎章さんの連載コラムが始まります。 「大崎章が会ってきた!」というテーマで様々なゲストが登場する予定です。
大崎章(おおさきあきら)
1961年群馬県玉村町生まれ。龍村仁に師事してドキュメンタリー番組、CMなど制作。 その後フリーの助監督として北野武監督、黒木和雄監督、庵野秀明監督など多くの作品に参加。 2006年に『キャッチボール屋』(第18回東京国際映画祭・日本映画ある視点部門出品、 第16回日本映画批評家大賞新人監督賞受賞)で長編監督デビュー。 2015年『お盆の弟』が公開。 出身地の群馬・玉村町を舞台に自らの自伝的要素が濃く入り込むこの作品は内外から高い評価を獲得、第37回ヨコハマ映画祭にて主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞受賞の四冠に輝く。 桜美林大学芸術文化学群映画専修非常勤講師。
僕は叩き上げの監督です
『お盆の弟』の大崎章です。 文章を書くのが苦手なのでこの原稿をどうするか悩んでいた時、盟友の足立紳(『百円の恋』『お盆の弟』『14の夜』)に「1000字で何か気の効いた自己紹介書けないかな?」と訊いたら「大崎さん、そんなの左手で5分ですよ」と酷いことを言われ、少し気分が落ちたので気の利いた事は書けません(笑)
僕は叩き上げの監督です(でも叩き上げが100%良いとは思っていません)。 今までに助監督として、名だたる監督について来ました(北野武・黒木和雄・庵野秀明・森崎東・犬童一心・諏訪敦彦・篠原哲雄・竹中直人・奥田瑛二などなどの方々です。敬称略)。
映画デビュー作『キャッチボール屋』(2006)の時は「名助監督ついにデビュー」と嬉しいのか嬉しくないのか分からないコピーをつけられました。 しかしその次を撮るまで9年も潜伏してしまいました。 第2作『お盆の弟』(2015)を撮ってからまた潜伏しそうなので一緒に作ってくださるプロデューサーの方、是非映画を作りましょう。 お願いします。企画はあります。
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