WORKSHOP

2017.08.02

【映画にまつわるお仕事紹介】脚本家のお仕事って?

──役者の方と絡むことはありますか?

最初から主演が決まっている場合などは会うケースはありますが、ほとんど会うことはないですね。映画が完成した後の打ち上げで初めて会うなんてことも多いです。
役者に会うときはその方の佇まいを見ています。
ただ、会ったからといってその方に脚本を寄せることはあまりしません。もちろんこの方だと絶対こうはならないよなっていうのは直したりしますが。

──どんな人が脚本家に向いていると思いますか?

毎日コツコツやれる人ですね。

──脚本家のやりがいや、面白さって何でしょう?

文字を書いているのは楽しいですね。決定稿が上がった時はホッとします。
最終稿以降は監督のものなので、どんな映画に出来上がったかを見るのは楽しみです。
脚本作りの最中は、監督と打ち合わせをして素直に指摘を飲める場合もあれば、どうしても譲りたくない場合があったりもします。そうやってやりあって作っていく感じが楽しいですね。
自分が「良い」と思っていても、それが最適ベストかはわからない。だから映画はみんなで作っていけるから面白いんです。 色々な人の「良い」を取り入れて、作品がより良くなっていくのは本当に楽しいです。

──最後にmirroRlier(ミラーライヤー)の読者へメッセージをお願いします。

自分じゃない誰かを演じられる役者は素直にすごいなあと思っています。
映画は多くの人で作るものなので、役者の方もプライドを持って臨んでいただければと思います。

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