INTERVIEW&COLUMN

2017.08.01

【阿部進之介×伊藤主税×山田孝之 対談(2)】ミラーライアーでできること

嘘泣きや愛想笑い、しったかぶりも芝居

ーーお芝居の動画をアップすることに対して初心者の方は少し躊躇してしまうこともあると思うのですが、そういった方に向けて何かアドバイスはありますか?

山田:今の人達って動画を撮ることには慣れてると思いますよ。
SNSでアカウントごとにキャラクターを使い分けたり言葉使いを変えてる人もいますよね。 それぐらいの気持ちでやってみてもいいと思います。

それに取材でもよく言ってるんですけど、嘘泣きや愛想笑い、しったかぶりなんて誰でもしますよね。それって僕ら役者が芝居をしてるのと変わらないと思うんです。
それぐらい芝居って簡単なことなので、気負いせずに気軽にチャレンジして欲しい。

ただ、そんなことをプロとして突き詰めてやっていくことのバカらしさもあるんですけどね(笑)
でもそれが面白かったりするのでそういうことも伝えていけたらと思っています。

阿部:”今から芝居をします!”みたいに気合いを入れて演じると伝わるものも伝わらなかったりするので、“いまの自分は何ができるのか”というのを感じながら、リラックスしつつ芝居している動画を気軽に撮ってみるのもいいかもしれませんね。

インタビュアー&テキスト/奥村百恵

Vol.1>「役者を目指す人のチャンスを増やしたい」
Vol.3>「山田と一緒に、芝居してみるか」

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